ニュースなどでもよく耳にする、風評被害って何?

風評被害とは、真実とは異なる根も葉もない内容の事柄を、世間などで噂されるなどして、何の罪もない人などが被害を受けることです。最近では、東日本大震災による原子力発電所の事故や、いじめによる事件について、不確かである情報が、さも、真実であるかのように世間に広がり、風評被害を受けた人が出ましたよね。インターネットでは、テレビや雑誌、口伝えなどに比べ、短期間に広く広がってしまい、一度広がった事柄は、収拾がつかなくなってしまったり、噂の根源となった人物等を特定できないため、責任問題も追及できなくなるなど、さまざまな大きな問題が起きています。このような恐ろしい風評に、いつ、誰が、被害に遭うともわからないことからも、いざというときのために、少しでも対策を知っておくことが必要と言えるでしょう。

恐ろしい!インターネットによる風評被害への対策

自由に誰でも書き込みができる掲示板や、あっという間に情報が拡散されるツイッターなど、インターネット上では、いつ、何時、風評被害を受けるかわからないようなさまざまな環境があります。ニュースなどで、そのような被害を受けている話を見ても、まさか自分には起こらないだろうと思ってしまっている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、実際には、風評に関わる被害は増えています。もし、自分が被害者となってしまったら、まずは、被害を受けている証拠を保存しておくことが必要です。掲示板やツイッターなど、被害となった文章などが掲載されているページを印刷したり、保存するとともに、そのページが、何というアドレスにある、何というサイトかということがわかるページも合わせてコピーまたは保存しておくとよいですよ。証拠を残したら、そのサイトの管理会社あるいは管理者に連絡をし、削除依頼をするか、内容によっては、警察に相談してもよいでしょう。

生きやすい社会を!風評被害をなくすためには

風評被害にあった人の中には、人を信じることができなくなってしまったり、対人恐怖症になってしまうなど、精神的に深い傷を負ってしまう人もいます。また、企業などの場合には、商品について根も葉もない悪い噂を立てられてしまうことにより、業務を遂行することができなくなるなど、経済的に大きな被害を生んでしまう場合もあります。このような被害者を少しでも出さないためにも、また、いつか、自分自身がその被害者とならないためにも、人から聞いた話や噂、特に、インターネットを通じて、情報発信者が不明の情報を知った場合には、必ず、それは事実なのかということを自身の目で確かめるように心がけましょう。噂は、情報に乗る人がいなければ、広がりません。広がらなければ、被害が生まれることはなく、広がった場合にも小さいな被害で済むということもあります。一人ひとりが心がけることで、誰もが生きやすいと感じられるような社会への第一歩となることでしょう。

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